休みぃ！ - ハブテンナイヤ

コインランドリーで乾燥しようと思ったら、野口のおさつが微妙に湿っていて両替できなかった。仕方ないと、外の自販機でココアを買う。買って、気づいた。確か不味いんじゃなかったか？缶コーヒーも缶のココアも。

乾燥機を回して、後は待つのみで。一連の作業を終えて、後20分間何をしておこうとか。別に待つのは苦ではなくて。何もせずにボーッとしておくもよし。と、缶ココアがあったな、そんなどうでもいい事考えながらプルタブを起こす。プシッとかいいながら開いた缶の飲み口を唇に当てて少し傾けると、茶色いソレが入ってくる。

「…不味い」

やっぱりというか、最早ココアの味ではないその液体に軽く顔をしかめる。俺が欲しかったのはココア特有のコクだとかそんなんなのに、そのコクが全く別の味で、ヘコむ。しかも残念な事に、この液体は結構な量がある。コレを処理しなくてはならないと思うと気が滅入る。

うは、書いてて恥ずかしくなりました。気にしないで下さい。確かに缶の飲み物は不味いですが。

この後、三歳位の女の子に話しかけられましてね。トホホ。

あと、一人称が俺なのはなんとなくです。

ピアノを弾く少年。